| 26,27日、京都に連泊。『おりん』の撮影。
今日乗ったタクシーの運転手さんが可笑しかった。
「この時期は車が動かへんで往生しますわ。」
紅葉真っ盛りの京都はこの時期、道路が混雑するそうだ。
「日本の古都で、歴史ある有名なお寺が多いですからねぇ」と俺。
「でもねお客さん」と運転手さん。
「日本で一番お寺が多いのは京都じゃないみたいですね。
愛知、京都、奈良の順だったかな・・・確かそうみたいですよ。」
「え、それは知らなかったな・・・」と俺。
「信長ですわ。あの男が、‘坊主に権力握らせたらろくな事がない‘言うて
方々の寺を焼き討ちにしよったんですわ。ほんま・・・・・」
いかつい感じの、でもとってもおしゃべりな運転手さん。
400年以上前のあの織田信長を、さりげない日常会話の中に
自然に登場させ、以前会ったことがある人かのように、
ついこの間まで生きていた人かのように語る話術に感心した。
知識をひけらかすという感じではなく、
‘あの信長の野郎!・・・‘みたいな感情がそこにはあったように思う。
なんかちょっと面白くて、嬉しい体験。
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