小林隆のひとりごと:投稿広場

 
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2007.03.28
上様!なんてかっこいいっっっ!(≧▽≦)
 
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「逃亡者おりん」HPの メイキング> 【 最終話 】 に ・・・
小林隆のひとりごと
小林隆 投稿広場
2007年03月28日
上様!なんてかっこいいっっっ!(≧▽≦)

「逃亡者おりん」最終回、上様、大活躍!!!

お幸の方が、吉宗の法事のため如春尼と共に寛永寺を訪れようとした時、不審な男達に襲われる。
間一髪で、現れたおりんに助けられるが、不安になったお幸の方は、如春尼を江戸城に伴う。

お幸の方は、家重に如春尼を紹介する。
「この如春尼は、鎌倉の…なんたらかんたら…立派な庵主でございます。」
「うん」
と気のない返事をする家重。
顔は正面を向いているものの、目は上を向いている。
「上様、私は…」
何事か訴えようとした如春尼をさえぎるように、家重がもごもごと言う。
「腹が減った!お幸、背中とくっつきそうじゃ。」
家重は如春尼を見ようともせず、上目遣いで天井の方ばかり見ている。
その天井裏には、忍びの者(甲賀者)がおり、家重達の様子をうかがっている。
もしや、家重は、それを感じていたのか…?!

お幸の方とふたりでくつろいでいる家重。
そこに大岡がやってくる。
「いつまであのおなごを城中に置くおつもりでございますか。」
とお幸の方に問いかける。
「上様のご様子が良くなられるまでです。」
と、答えるお幸の方に、素性の知れぬ者を傍に置いておいては、また命を狙われるかもしれない、と進言する大岡。
すると、家重が大岡の前に来て
「どうして、森川土佐を切腹させた?!」
と、田安宗武の無実をはらすため、真実を、正義を追究してほしいと陰腹を切った森川土佐守の事について、厳しく問い詰める。
「上様、そうではございません。森川殿はおのが非を認め、自ら…」
と答える大岡の言葉を最後まで聞かずに
「もうよい!」
と、立ち上がり、奥へと入ってしまう家重。

如春尼は、内密に話したいことがある、と家重に目どおりを願い出て、訴える。
「まずは、大御所様を手にかけたのは、お庭番、古坂平九郎ではありません。」
「誰じゃ、手を下したのは」
「上様の最も身近な所におられる御仁にございます」

その時、腰元たちの制止も聞かず、大岡が奥へとやってくる。
「ご無礼を承知でまかりこしました。」
と、大岡は城中に家重の命を狙う不埒者が忍び込んだこと、
その不埒者は如春尼であること、
如春尼は実は古坂平九郎の妻、妙であり、お幸の方を謀っている事を告げる。

「上様、ご安心召されよ。
植村道悦は死に、宗武様の野望は潰えました。後は、この私めに…」
という大岡の言葉の終わらぬうちに、家重が声を荒げる。
「控えろ!大岡!余がろくに口をきけぬと思うて。
宗武をたきつけたのは、お前だ!
余をこども扱いしおって。
森川を殺したのもお前だ!」
激しい口調で大岡に向かう家重。

「ふふふふふ。はははははは!」
大岡は突然笑い出し、家重の傍に行き、後ろ手に御簾をおろす。
「上様、神輿は余計な事はしゃべりませぬぞ。」
と、吉宗が将軍につくためにめぐらせた陰謀が記されている密書を家重に見せ、
これが世にでれば、将軍家重の正当性も疑われ、幕府の威信も落ちる、と家重の耳元でささやき脅す大岡。
「上様には今まで通り、私の神輿でいてもらいましょう。
いずれ、竹千代君を次の将軍に据えて、上様には重篤な病になっていただきご隠居願いましょうか。」
「大岡、きっさま~…!」
なすすべのない家重。

「さぁさぁ、上様!おいたはいけませんぞ。」
と言いながら御簾から出ると、皆に命令する大岡。
「皆の者、不埒者を捕らえるまで、上様をここより一歩も出してはならぬ。
しかとお守りするのだ!よいな!」
甲賀者が押し入ってきて、軟禁状態となる家重たち。

そして、死んだと思われていた道悦は手鎖人を使い、火事騒ぎを起こし、城内に乱入。
江戸城は混乱に陥る。

「上様をお放しなさい!」
と、おりんが奥へとやってくる。
大岡様の命令だ、と答える甲賀者達とおりんとの激しい戦い。

そこへ、手鎖人がおりん親子だけでなく、家重の命をも狙いにやってくる。
家重に向けられる刃。
妙は、その刃から家重を守る。
おりんが手鎖人を倒す。

妙は、家重に、古坂は無実であること、
将軍家の秘密を守るために死を覚悟していたこと、
大御所様を殺したのは、甲賀者の稲葉であるということまで突き止めていたことを話し、
そして、しかるべき時がきたら家重に渡すようにと言われていた書付を、家重に渡す。
身分を隠し、お幸の方に近付いたことを詫び
「どうか厳しいお裁きを」
と、頭を下げる妙。

「それにはおよばぬ。」
はっきりとした口調で答えると、
妙に向かって深くうなずき、立ち上がる家重。

騒然としている城内。
と、そこへ、突然、よく通る声が響く。
「者ども、控えよ!」
現れたのは、家重。

「城中でなんたることだ!不埒千万!控えい!」
はっきりとした口調であるだけでなく、威厳もあり、今までの家重と同一人物とは思えない。

「宗武、大儀であった」
「兄上…」
驚く宗武に、うなずく家重。

いつもと違う家重の様子に驚き慌てながら平伏する家臣たちの間をぬって、将軍の座につく家重。
「大岡忠光!もはや言い逃れはできまい。
此度の一連の騒動、内々に弥十郎に探らせておったのだ。
悔しいぞ。
お前は余の小姓であった。
優れた才覚があり、人望もあり、幕府に欠かせぬ逸材じゃ。
それゆえ、側用人に任じ、岩槻藩主にまでしてやったのではないか。
お前は家格や身分に関わり無く人材を登用することになった。
それは良い事だが、そんなお前に気に入られようと、賂を贈る者もでてきた。
それゆえ、大御所様はいさめたはずだ。
古坂平九郎を通してな。
だが、大岡、お前は大御所を疎んじて殺し、全てを知っている古坂平九郎を下手人に仕立て上げ、余を操っていたのではないか。
大御所に手をかけたことは、断じて許しがたい!
潔く、この場で腹を切るか」

「お待ちくだされ」
という大岡の声を合図に、竹千代が甲賀者に連れられてくる。
しかも、刃が竹千代に向けられている。
にやりと笑う大岡。
緊張した空気が走る。

その空気を破るような家重の声。
「やってみるがよい!
余が死ねば、田安家がある。御三卿に何かあっても尾張も水戸もある!
貴様ごときの野望に倒れる徳川ではないっ!!」

悔しげに
「やれ!」
と命じる大岡。

ところが甲賀者は刀をおさめ、竹千代を家重の元へ。
「大岡様、我ら甲賀者は、上様のご命令だと信じていたからこそ、あなたに従っていたまで」

「おのれ、お前のせいで多くの人達が!」
と、おりんが迫り、大岡のもとどりを切る。
全ての悪事が露見し、味方・手下だと思っていた者達にも裏切られ孤立した大岡。
追い詰められた大岡は、気がふれてしまう。

最後は、将軍家への恨みがある道悦と弥十郎との戦いとなる。
高い石垣から、転落しそうになった道悦をおりんは手鎖で救おうとするが、
道悦は自らの刀で、おりんの手鎖を断ち切り、落ちていく。

翌日
「皆に知っておいてもらいたい事がある。
ここにいる弥十郎は我が弟じゃ」
「なんと?!」
驚く宗武。
「宗武、だましてすまなかった。
妙、おりん、お前達親子には本当に長い間苦労をかけた。
申し訳ないことをした。この通りだ。」
頭を下げる家重。

弥十郎はおりんに
「俺と一緒に上様をお守りしてくれぬか」
と頼むが、おりんは
「政には陰謀や計略がつきもの。私はもう一切かかわりたくありません」
と答える。

そう答えるおりんを優しく見守りうなずく家重。
温かいまなざし。

「私はひとりの人として、生きていきとうございます。」
おりんは、どこへともなく旅立っていく。

最終回では、上様が本当に大活躍!
将軍としての凛とした声や姿。
おりんをみつめる時の優しい表情。
どれをとっても、かっこよかったですよね~~~~~!!!

「源さん」とはまた全く違った顔の「家重」
毎回、とても楽しませていただきました。
もう「上様」にお会いできないのかと思うと、淋しいですね。
楽しい作品を、ありがとうございました!

Olive☆

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