|
もう、ずっと以前の事なので・・・・・・・
「今頃?!」
と、呆れられたり、怒られたりしそうな事は、十分承知の上ですが・・・・・・
でも…やはり…一応…「屋上庭園/動員挿話」の「シアタートーク」について…少しばかり…書いてみようかと(^^ゞ…今更ながらなのですが、そう思いましたので……
ただ、もう何ヶ月も過ぎてしまって、記憶も朧になってきていて、お話がどんな順序で進んでいったのか、とか、司会者がどういう問いかけをしたのか、だとか、あれはどなたが話した事だったのか、とか…もう全くごちゃごちゃになってしまっているので…もし「まぁ、読んでみてもいいか」と思われた方だけで結構ですので…ホント、すみません…タイムリーでなくって…
最初に舞台に上がられたのは司会の堀尾アナウンサー。
当時はNHKのアナウンサーでいらしたのですが、4月からはフリーになられたようですね。
そして、演出の深津さんをお迎えしてのトークが始まりました。
そこで、どのようなお話をされたか、と言いますと・・・・・・・・・・言いますと・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・( ̄▽ ̄;)・・・・・・・・・・忘れてしまいましたっ!
深津さん、皆さん、ごめんなさいっっっ!!!
しょっぱなから、すみませんっっっ!!!
それから、衣装を着替えられた6人の役者さん達が、ご登場になりました。
「あぁ!皆さん、現代に戻られて!」
という堀尾さんの言葉どおり、皆さん、先程までの和服姿とはガラリと違ったおしゃれな雰囲気で笑顔で舞台に上がって来られました。
一番、左端に司会の堀尾さん、その隣が演出の深津さん、そして七瀬さん、小林さん、神野さん、山路さん、遠藤さん、太田さんという順に並んで座られました。
多分、最初、再演されていかがでしたか?というような質問を、堀尾さんがなさったように思います。
印象的だったのは、皆さんが異口同音に
「初演の時と同じ演出家、同じキャスト、同じスタッフで再演できたことが本当に嬉しい。メンバーが誰ひとり変わらなくてよかった」
と、おっしゃっていらしたことです。
やっぱり、いいカンパニーだったのですね♪
「動員挿話」で、小林さん演じる友吉の設定年齢は、27歳なんだそうです。
それで、今回の再演にあたって、という事で小林さんがおっしゃっていた事は
「初演の時より、確実に老けたなって。
再演にあたっては、特に初演を復習するという事はしませんでしたが、フィジカル面を意識的に鍛えました。
腹は…、間に合わなかったけどね。
だから、脱ぐ時は、腹をね、こう引き締めて…。」
いえいえ、小林さん、腹、十分に間に合ってました!
ご覧になられた皆さんも、そう思われましたよね?
(ご覧になっていない方のために…この作品の最後の方で、小林さんは着替えをするため、今まで着ていた着物を脱いで、褌ひとつ、という姿になられるのです。)
「屋上庭園」と「動員挿話」の間の短い休憩時間には
「ひたすらダンベルを使って、気持ちをまっさらにするようにしていました」
とのことでした(…よね?)
また、深津さんのお稽古について。
「ニュアンスとばし」というお稽古をなさるそうです。
それをステージで、実際にやってみせてくださいました。
実際にやる、となりましたら、皆さん、椅子をおりてステージに正座なさいました。
そして、七瀬さんが台詞を語り始めました。
それは、感情をこめた読み方、というのではなくて、全くの「棒読み」
そして、台詞の中の言葉がところどころ抜けています。
「ニュアンスとばし」とは、感情をこめずに、また、自分が言いたくない(気になる…だったかな?)と思った言葉を飛ばして(伏字にして)読み合わせをする事なんだそうです。
そうすることで、言葉の持つ意味合いを重く深める、ということなのだとか(…でした…よね?)
七瀬さんは、この時「戦争」と「女」のふたつの言葉を伏字にしたそうです。
残念な事に、小林さんの台詞になる前に「実演」は終わってしまいました。
小林さんの「ニュアンスとばし」も聞いてみたかったですね。
また、夫婦を逆にしてお稽古を行ったりもしたそうです。
小林さんは、友吉についてこのようにおっしゃられていました。
「数代のような女性が妻だったら…ふたりが結婚するまでに大変な事があったらしい事も台詞からわかりますが…厄介な女性だし…重いだろうなと思うけれど、同時にあれだけ想われていたら、うらやましくもありますよね。
友吉は優柔不断な男だけれど、でも数代のことは、ほっとけない…友吉が守ってあげないと死んじゃう、生きていけないという事はわかっている。
外へ出れば世間体が99、9%、家に帰れば数代が99、9%、というふうに揺れている友吉だけれど、ただの優柔不断な男にはしたくなかった」
…でしたよね?ね?←今ひとつ、自信がない…(^^ゞ
それから、何を質問されての答えだったのか…忘れてしまいましたが
「動員挿話では、男女の違いが如実に出ている」
という事や
「2作品で、夫婦の組み合わせが変わらなくて良かった。
この2本やるだけでも頭がグチャグチャになるのに、その上夫婦の組み合わせまで変わったら、よけいグチャグチャになっちゃう」
というような事を、小林さんはおっしゃっていました。(…と、思います…あやふや(^^ゞ)
それから、ステージ(セット?)についての話題になった時、司会の堀尾さんが
「あっ!ここに松屋の9階から飛び降り自殺、という記事が!!」
と、驚いてステージの一点を指差しました。
このステージの全面には新聞紙がランダムに貼り付けられているのです。
椅子からおりて、しゃがんで新聞記事を見ながら、堀尾さんが
「この記事が、『屋上庭園』の中に出てくる飛び降り自殺のことなんでしょうか?」
と、問いかけると、深津さんも
「そうかもしれませんねぇ」
「このステージに当時の新聞紙を全面に貼り付けるっていうのは大変だったんじゃないでしょうか?どうやったんでしょうね?」
と、再び堀尾さん。
すると、神野さんがニッコリと微笑みながらおっしゃいました。
「それは、美術さんの“愛”です」
はぁ~…!なるほど!
やはり舞台というものは、多くの方達が力を合わせて作り上げていくものなんですね。
「この舞台は、斜めに作られていますが、これはどうしてですか?」
という堀尾さんの質問に、深津さんは
「…さぁ~…?」
思わず、会場から笑いが。
「池田さん(舞台美術の方です)が、斜めが好きなんじゃないですか?」
と、深津さん。また、笑い。
「僕は、あまり『こうしてくれ』というような注文はつけないんです。
出来上がったものを見て、どういうふうにしようか、と考える方で…。」
というようにお答えになったように記憶しています。
こういうステージだと、「危ない」とか「すぐ下に死が」というようなイメージが…とかなんとか…
すみません、記憶が定かではありません。ごめんなさい。
このステージの背景は斜めに設置された黒板のようなもの(というか黒板そのもの?)。
その黒板の一部が長方形に切り抜かれていて出入り口のようになっています。
役者さん達は、舞台に出入りする時に、その切り抜かれた所から出入りしたり、またはその背景(黒板)の脇を通って出入りしたりしていました。
「動員挿話」では、その背景を切り抜いた出入り口は「特別」な出入り口、というように設定していたようです。
ですから、数代が最後に部屋を出て行く時などには、その出入り口を使っていますが、
(その場面以外でも使っています)
それ以外の役者さん達が舞台に出てくる時には、その出入り口は使っていません。
そういう意味もあったのですね~。
それから、このステージをよく見ると、四角い面の右手前角に円形に色の違う部分があるのです。
…う~ん…この説明は正確ではないですね。
円形といっても、まんまるな円の全形があるのではなくて、円の形の約五分の四位の面積が…
これでもわかりにくいですね。
えーと…四角いステージを12分割した時…というか、
縦に4本、横に4本、等分にする線を引いた時、1番右手前にできる四角の右上の角が大体円の中心になって、舞台の約四分の一位の面積(右手前の)が、円の形に…いや、もっと広い範囲だったような気がします…半分…まではいかないですが…三分の一位…って、ますますわかりにくいですよね。
だいたい、ステージそのものが正確には四角ではなく、右奥の方が斜めにカットされたような形ですし…
あ゛~~~~~っっっ!誰か助けて!!!うまく説明できませんっっっ!!!
とにかく、右手前に丸っぽい形があって、そこだけ色が違うのです。
すみません、説明がへたくそで(;_;)
舞台全体は薄い水色(緑?でしたっけ?)で、円の部分は白…だったかな…?…それとも、その逆だったかな…?…ごめんなさい、記憶力が無くて…。
「動員挿話」の最初の部分と最後の部分で、赤い照明が使われています。
これは、前方の席だとちょっとわかりにくいのですが(舞台手前が高く、奥が低いため)
後方で見るとよくわかります。
赤い照明は、舞台奥から手前へとゆっくり移動してくると、その円の形にピッタリ納まるようにして止まります。
それは、「日の丸」をイメージしているのだそうです。
ステージ全体が日の丸となり、その日の丸の中(赤い照明の中)で、半裸の男(友吉=小林さん)がもがく、という演出なのだそうです。
「最初から、赤く塗ってしまってもいいのですが、それだと『屋上庭園』の時に、うるさくなってしまいますから。」
と深津さんがおっしゃっていました。
それから、質問コーナーもありました。
いろいろ質問が出されていましたが、全部は覚えていないのです。すみません。
まずは、「屋上庭園」
山路さんに質問。
「舞台の最後で、並木さん(山路さん)は、どうして奥さんを抱き寄せないのですか?」
(ご覧になっていない方のために…『屋上庭園』は、並木の妻が泣きながら並木にすがる…?…抱きつく…?…ような形で終わります)
「そうですよね~!あんな顔して泣きついてきたら(笑)、抱き寄せたくなりますよね。
でも、これは演出の宮田さんに言われているんです。
『絶対に抱き寄せないでください』って」
という山路さんのお答えでした。
それから「動員挿話」について。
七瀬さんに質問。
「数代は、自殺するつもりなのに、どうして『すぐ来るから待っててちょうだい』と言うのでしょうか?」
(ご覧になっていない方のために…友吉がどうしても戦争へ行く気だ、とわかった数代が『奥様にご挨拶してくる』と言って立ち去る時に、友吉にそう言うのです)
「数代はエキセントリックな女性。すぐ来るというのは、井戸に飛び込んで、死んで再びあなたの傍へ来る、死んでもあなたの傍を離れない、というような意味。だから、数代はやすらかな想いだったのでは」
というような意味のことを答えていらしたと思います。
太田さんに質問。
「日の丸を書く時、何か太田さんなりに考えているのですか?」(だったかな?)
(ご覧になっていない方のために…背景は黒板のような板に描かれているのですが、「動員挿話」の冒頭で、太田さんは「屋上庭園」の背景を消し、そこへチョークでたくさんの日の丸を描いていきます)
「はい。自分なりにリズムとかバランスとかを考えています。
自分の人生で、こんなに日の丸を描いたことはありませんが、描いていくうちに、なんとなく気持ちも高揚してきます」
と、太田さんが答えたように思います。
また、神野さんには
「神野さんが、舞台に戻られるのを待っていました!」
という声もあり、神野さんは椅子を下り、ステージに正座して頭を下げてらっしゃいました。
そう言ってくださる方がいるって、嬉しい事に違いありませんよね。
小林さんにも質問。
「小林さんは、その年齢なのに、どうしてメタボじゃないのですか?」
(前述したように、小林さんは褌ひとつになりますので…)
「馬丁というのは力仕事なので、身体作りを意識して、馬丁の肉体に近付けるようにしました。
もともと身体を動かす事は好きなんですけど…こう…筋肉がつくように、計画的にやりました。
ま、腹は間に合わなかったんだけどね」
というようにお答えになっていました…と、思います…多分。
でも、小林さん、腹、間に合ってましたから!
そして、最後に役者さん、おひとりずつ一言。
小林さんがおっしゃったのは
「2本とも気の抜けない作品で、やっていても毎回違います。
とにかく、集中して気合入れて、でも頑張り過ぎずにやっていきたいと思っています。
絶対に毎回違うので、より良くなるように、と思っています。
また、観に来てくださいね。」
というような…内容…でしたっけか…?…小林さん…?
あ~、でも今頃「観に来てください」という小林さんのお言葉を伝えても…手遅れですよね。
ごめんなさい。
それから、インタビューとは関係ないのですが、
マイクは小林さんと七瀬さんにひとつ、山路さんと神野さんにひとつ、太田さんと遠藤さんにひとつ、というように渡されていました。
インタビューが進むうち、七瀬さんから、マイクを受け取った小林さん。
ですが、次に話をしたのは神野さん。
神野さんも話し終わるとマイクを小林さんに手渡し、小林さんは両手にマイク。
どうしよう、というようにマイクを両手にしたまま、ちょっと困ったような小林さんの姿が、なんだか可愛かったです♪
最後の最後に堀尾さんから小林さんへ質問。
「小林さんは、七瀬さんのようなお綺麗な方に『かにばさみ』にされて、どんなご気分なんですか?」
(ご覧になっていない方のために…別に七瀬さんが小林さんにプロレスやレスリングの技をかけたのではありません。戦争に行きたいという友吉に「じゃあ、こうしているから行ってみなさいよ!」と言って、数代が両腕を友吉の首に、両足を友吉の腰に巻きつけるようにして、しがみつく場面があるのです)
小林さん、一瞬の沈黙のあと
「…役得…?」
と、お答えになりました。わはは。
そして、拍手に送られて、役者さん達は退場し、
「芝居は新国立劇場!テレビはNHK!ということで、お願いします」
と、おっしゃって堀尾さんも舞台を下りて、シアタートークはおしまいになりました。
ここまで読んでくださった皆様、記憶も何もあやふやで、説明もよくわからない、この長々とした文章を読んでくださって、ありがとうございましたm(_ _)m
また、「ここは違うよ!」という部分がありましたら、遠慮なくご指摘をお願いいたします。
あっという間に5月も半ばを過ぎてしまいました。
南の方は梅雨入りをしたとか。
もうそういう季節になるのですね。
小林さんも皆さんも、お身体にお気をつけてお過ごしくださいね。
「古畑中学生」の放送を楽しみにしています!
Olive☆
もう二ヶ月以上も前のことなのに完璧!
お見事です、Oliveさん。
小林隆
|