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小林さん、皆さん、お久しぶりです。
私は病もちでもあり、東京に頻繁に行くことが肉体的にも精神的にも経済的にも負担に思われて後援会を辞させていただき早、一年半になろうとしております。
今回図々しくもメールさせていただいたのは、小林さんが「東京裁判」のお芝居にご出演なさることを遅まきながら知ったからです。
実は私は亡父がかなり歳をとってから出来た孫娘のような子供で、父は太平洋戦争に出征しておりました。
海軍兵学校などに行って軍人になろうと思っていたからではなく、「英語が出来る人材」ということで軍令部に引き抜かれたのだそうです。
大学出の上級軍人として、父も終戦後、東京裁判にかけられ、巣鴨プリズンに何年も投獄されていたそうです。
ですが父は,私が二十歳になるやならずのまだ子供の頃に亡くなってしまったので、結局父から詳しい話を聞かずじまいでした。
大人になって「真実を知りたい」と思うようになってみると、往時の事を知っている親戚は皆亡くなってしまっており、結局今のところ詳しいことは何も分かりません。
私が文章を書くようになったのは「ひょっとしてこういう体験を書き残すことが使命として与えられたのかな(オーバーですが)」と最近思うようになりました。
幸いまだご存命の亡父の友人のかたがいらっしゃいますので、何とか早く話をお伺いしに行かねばと実は今少し焦り気味です。
そんな時に、小林さんのお芝居のお話を知りました。
小林さんはきっとお芝居に望まれるに当たって色んなことを勉強なさったことでしょう。
ですから私から言うことは本当は何もないのですが、ただ私の父のように「望みもしないのに軍人にさせられ、立場上上級軍人となり、東京裁判にかけられた上に何年も投獄されてその後の人生を大きく狂わされた人間もいたのだ」ということを心に留めていただきたく存じました。
去年は小林さんにお誕生日の俳句をお贈りすることもなかったので、井上ひさし先生が亡くなられた日に詠みました句を遅まきながら贈らせていただきます。
「平和恋ふ遅筆家ゆきぬ花の雨」 mugi
また、mixi等で私の動きが不自然で不可解だと思われていらっしゃる方もおられると思いますので弁明させていただきますと、実は「ネット上の悪質な嫌がらせ」に悩まされて、少しずつマイミクさんを減らさせていただき、相手に気づかれないようにして距離を置いていっておりました。
今は完全にmixiからは撤退しました。
何も言わず、失礼なことをしたかもしれないと思います。
どうも申し訳ございません。
小林さん、お身体に気をつけて、どうぞよいお芝居をなさってください。
そして是非そのお芝居を、関西でもやっていただきたいと切に願っております。
勝手なことばかりで申し訳ございません。
いつも陰ながら応援させていただいております。
よいお仕事をなさり、人の心を温めていただけることを心から望んでおります。
権田さんはじめ、皆様も、どうぞお元気で。
また何かの折にお会いできると良いなと切に願っております。
乱筆乱文、申し訳ありませんでした。
2010.5.10
mugi |